グーグルに「御社のAIは種類が多すぎて社員も混乱気味なのでは」と聞いたら、こんな画像が届いた

サンダー・ピチャイ グーグル

AI「祭り」状態のグーグル(Google)、サンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)。

REUTERS

グーグル(Google)が盛り上がっているようだ。

同社は2月21日に新たな大規模言語モデル「Gemma(ジェンマ)」を発表。サンダー・ピチャイ最高経営責任者(CEO)はローンチ直後、X投稿で同モデルについて以下のように説明した。

「Gemini(ジェミニ)モデルの作成に使用したのと同じ研究とテクノロジーから構築した、軽量で最先端のオープンモデルです」

開発者および研究者はそれぞれのニーズに応じてカスタマイズすることが可能という。

グーグルは23年12月に大規模言語モデル「Gemini(ジェミニ)」を発表。年が明けて2月上旬には、前年春に一般公開済みの対話型AI「Bard(バード)」をGeminiに改称し、同時にその上位バージョンである「Gemini Advanced(アドバンスト)」の提供を開始した。

さらに翌週、発表してまだ数カ月のGeminiをアップデートし、従来より圧倒的に大量のデータを処理できる「Gemini 1.5」を公開。

そのまた翌週、ビジネス向けクラウドツール「Google Workspace(ワークスペース)」向けのAIアシスタント「Duet(デュエット)AI」も「Gemini」に改称。

そうした一連のリブランディングの背後で、Geminiの後継として「25年間にわたる、あらゆるエンジニアリングの専門知識によって訓練」された新たな大規模言語モデル「Goose(グース)」を極秘裏に社内導入した。

上記のあらゆる動きは、23年12月以降のわずか3カ月の間に起きたことだ(関連の研究開発はそれ以前から行われていたとしても)。全て把握できている人はいるだろうか。

さすがについていけない?それで全く問題ない。

グーグルの従業員ですら、名前と中身が一致しないほどこんがらがって、何が何だか分からなくなっているのだから。

冗談ではない。従業員たちが社内のミームジェネレーターを使って量産するミーム(シェアを通じて拡散されていく面白ネタ画像や動画)の数々がその証拠だ。

Business Insider編集部が独自ルートで入手した笑えるミームの実物、そして従業員の生み出すミームに関して、同社にコメントを求めたところ得られた納得の回答を、以下で紹介しよう。

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