Midjourney の最新版、「Midjourney V6」登場、過去のバージョンと比較して「よりリアルな画像を生成できる」ようになり、そのクオリティは本物の写真と見分けがつかないほどです。
「Midjourney V6」は現在、Discordで冬休み期間限定配布のアルファ版でのみ利用可能。試すなら今です。
米Gizmodoでも試してみましたが、他のAI画像生成ツールと比べてもクオリティが圧倒的、驚くほどリアルでMidjourney特有のクリエイティビティも健在です。通常、AI画像生成ツールは、リアルかファンタジー、どちらかを選ぶ感じになりますが、「Midjourney V6」はこれまでの中でも最高の組み合わせで生成してくれます。
「Midjourney V6」を試すには、これまでと同じくMidjourney BotがいるDiscordにアクセスする必要があります。Discordからチャットバーに「/settings」と入力すると、設定可能なMidjourneyのバージョン一覧が表示されます。デフォルトのバージョンはおそらくV5.2ですが、期間限定でV6に切り替えることができます。その後「/imagine」と入力し、英語でプロンプトを入力し、画像を生成することができます。
他の使い方として、プロンプト文の最後に「—v 6」と付けてもOK。
Midjourneyのデベロッパーによると、V6では以前のバージョンとは異なるプロンプトが必要とのこと。V6では理解能力が高まっているので、できるだけプロンプトは具体的にし、写実的な画像に仕上げたい場合は、プロンプトの最後に「—style raw」と入力してください。
最新バージョンは他のMidjourneyのバージョンよりも生成がゆっくりめです。
そして、画像があまりにリアルなため、モデレーションシステムを強化しています。デベロッパーはコミュニティの基準をより厳格に実施するとのことで「迷惑をかけたり、問題を引き起こす画像を作成しないでください」と忠告しています。
しかし、あまりに本物の写真と見分けがつかないので、フェイク・詐欺画像に使われる懸念もあります。