7月21日、MicrosoftはThe Coalitionとの提携により、Unreal EngineのBlueprint参照をVisual Studio 2022に導入することを発表しました。
この提携により、ゲーム開発者の生産性を向上させるための新機能が提供されます。
Unreal Engine Blueprint Find All Referencesの導入
Visual StudioでUFUNCTIONの参照を検索できる新機能、Unreal Engine Blueprint Find All Referencesが導入されます。
この機能を使用すると、シンボルを右クリックして「Find All Blueprint References」をクリックすることで、UFUNCTIONの参照を簡単に検索することができます。
検索が完了すると、UFUNCTIONの参照を表示し、フィルタリングやグループ化の操作を行うことができます。
Unreal Engine Blueprint Find All Referencesの導入により、開発者は効率的にコードを解析し、問題の特定や修正を行うことができます。
また、Visual Studio 2022との統合により、開発者はよりシームレスな開発環境で作業することができます。
Code Analysis for Unreal Engine: Naming Convention Checkerの追加
開発者がUnreal Engineの命名規則に準拠しているかをチェックする機能、Code Analysis for Unreal Engine: Naming Convention Checkerが追加されます。
この機能により、開発者は命名規則に従ってコードを記述することができ、コードの品質を向上させることができます。
Special Macro Indentation Rules for Unreal Engineの追加
Unreal EngineのマクロとSlate Declarative構文のための特別なインデントルールが追加されます。
これにより、開発者はより読みやすく保守性の高いコードを記述することができます。
その他のポイントや変更点
その他のポイントや変更点としては、以下のものがあります。
- Unreal EngineのDoxygenコメントのサポート改善
- Build Insightsの統合
- C++ゲーム開発のパフォーマンス向上
詳しい内容はPartnering with The Coalition to Bring Unreal Engine Find All Blueprint References to Visual Studio 2022を参照してください。