レビュー

画像の枠外を新たに描き足せるAIアプリ「Uncrop」が無料公開されたので使ってみた


資料や作品を作成していると、「この写真の縦幅を広げたい」といった状況に遭遇しがちです。あの画像生成AI「Stable Diffusion」を用いた無料ウェブアプリ「Uncrop」を使えば、簡単に写真の枠外部分を生成して幅を広げられるとのことなので、実際に使ってみました。

ClipDrop - Uncrop
https://clipdrop.co/uncrop

Uncropのトップ画面はこんな感じ。


Uncropを使って画像の枠外を描画するには、まず編集したい画像をUncropの画面内にドラッグ&ドロップします。


すると画像編集ツールのクロップツールのような画面が表示されるので、通常のクロップツールとは逆に画像を広げるようにクロップ範囲を指定して「Next」をクリックします。


しばらく待つと、外側を描き足した画像が4枚生成されます。画面下部の矢印ボタンをクリックかサムネイルをクリックすれば各画像を確認できます。


画像をダウンロードするには、画面右上の「Download」をクリックします。


今回生成した4枚の画像が以下。拡大表示すると粗が目立ちますが、横幅560ピクセルくらいの大きさではほとんど違和感がありません。


今度は縦に長くしてみます。


空のつなぎ目はほぼ見分けが付かないレベルですが、山の追加部分は粗めの仕上がりです。


今度はクジラの骨格標本の続きを描写させてみます。


強そうなクリーチャーが生成されました。

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in レビュー,   ウェブアプリ, Posted by log1o_hf

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