この記事の概要
Gradleでテストを実行する際の、テスト用環境変数をセットする方法を紹介します。
筆者はHottyDBという検索エンジンとレコメンドエンジンの機能を搭載したRDBMSを個人開発しています。
この記事では、そのHottyDBを開発する際に利用した方法を紹介したいと思います!
ちなみに、過去の記事でHottyDBに関する解説もしていますので、よければそちらも参照してみてください!!
build.gradleへの追記
以下のようなブロックを build.gradle
へ追記してください。
tasks.withType(Test) {
systemProperty("`環境変数名1`", `設定値1`)
systemProperty("`環境変数名2`", `設定値2`)
...
}
例:環境変数=SAMPLE_VAL
に値=3
を設定する場合
tasks.withType(Test) {
systemProperty("SAMPLE_VAL", 3)
}
環境変数の利用方法(例)
上記例の場合、下記のようにしてJavaプログラムから環境変数を取得できます。
int val = Integer.getInteger("SAMPLE_VAL", 5);
※デフォルト値を 5
とする場合
以上で手順は終了です!
ぜひお試しください!!