7月28日、Googleは、Google Playストアのプライバシーとセキュリティポリシーをアップデートすることを発表した。
Announcing Policy Updates To Bolster Privacy and Security
Googleはセキュリティを強化するために、1年以上休眠状態にある開発者アカウントを削除するという。
対象となるのは、ハッキングされて悪意のあるアプリをアップロードされる危険性が最も高い、放置された開発者のアカウントだ。
開発者が1年間に一度もアプリのアップロードやGoogle Play Consoleにアクセスしたりしていないアカウントが対象になる。
ただし、成長しているアプリを持つ開発者は対象外である。
具体的には、1000以上のインストール数、または過去90日間にアプリ内課金があるアプリの開発者は閉鎖されない。
アカウントが削除された開発者は、新しいアカウントを作成することはできるが、古いアカウント、アプリ、データを元に戻すことはできない。
Android Communityは、このプロセスはPlayストアを悪用するハッカー対策になるとしつつも、インストール数が少ないアクティブなアプリには深刻な影響を与えると懸念を示している。
「Googleがこのようなアプリにどのように取り組み、いつアカウントの無効化を開始するかは、現時点では誰にもわかりません。」
この発表では他に、広告のプライバシーとセキュリティの向上や子供の保護の強化についても取り上げられている。