7月28日、Bitdefenderが報じたところによると、Twitterユーザーは、アカウントのセキュリティを強化する最も簡単な方法のひとつである2FA(2要素認証)でアカウントを保護するようにというアドバイスを、大多数が無視しているようだ。
先日公開された透明性レポートで明らかになったTwitterのデータによると、2020年下半期に2FAを有効にしていたユーザーは、わずか2.3%だった。
スクリーンショット: https://transparency.twitter.com/en/reports/account-security.html
Twitterは2FAについて以下のように説明している。
「2FAを有効にすることで、アカウントのパスワードが漏洩しても(おそらく安全性の低い他のウェブサイトでTwitterのパスワードが再利用されたため)、攻撃者は必要な追加認証にアクセスできず、アカウントのログインを阻止することができます」
Bitdefenderは記事の中で以下のように述べている。
- 2FAは、完全ではないがセキュリティを強化するための最も賢明なステップの1つ
- Twitterが2FAを導入してから8年以上が経過しているにもかかわらず、有効にしているユーザーは50人に1人しかいないというのは残念
- SMSベースの2FAであっても、2FAがないよりはマシ
- ハードウェアセキュリティキーは、Twitterがサポートしている最強の2FA
Twitterは数字の改善について「これらの数字は、2FAの普及を促進すると同時に、アカウントが2FAを使用する際の利便性を向上させることが引き続き必要であることを示しています。2FAの方法をよりシンプルで使いやすいものにすることで、Twitterでの導入を促進し、セキュリティを向上させることができます」としている。