7月16日、The Vergeは、App StoreからFakespotが削除されたことを報じた。
Fakespotは商品のフェイクレビューを排除しようとするブラウザ拡張機能で知られていて、App Storeから15万件のインストールを記録していた。
6月中旬、AmazonがFakespotのテイクダウン通知(権利侵害に関する異議申し立て)を開始した。
Amazonはアプリについて以下の懸念や問題を述べている。
- App Store Reviewガイドライン 5.2.2の違反
- 商品に関する誤解を招くような情報提供
- セキュリティリスク
Fakespotの創業者であるサウド・カリファは、このアプリが独自のスコアを表示するコードを挿入していることを認めながらも、脆弱性があるという疑いにはきっぱりと否定している。
Appleに対しては「何の証拠もなしにAmazonを味方と決めたことにショックを受けています」と述べている。
Appleは「この問題の発端は、6月8日にAmazonが起こした知的財産権に関する異議申し立てです。数時間以内に双方が連絡を取り合ったのを確認し、問題を解決するための十分な時間を与えました。さらに6月29日、FakespotをApp Storeから削除する数週間前に再度連絡を取りました。」と述べている。
カリファは、「Amazonは、自分たちの会社の問題点を指摘する小さな会社をいじめている」として、あらゆる選択肢を検討すると述べている。
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