7月14日、The Vergeに「Android 12 Beta 3で、自動回転の処理方法が大幅に変更」が公開された。
記事の中で「Android 12 Beta 3で最も興味深い新機能は、"より良く、より速くなった自動回転"」と述べている。
Googleは、加速度センサーに頼らず、前面カメラと顔検出機能を使って、携帯電話を持とうとしている方向を判断するようだ。
Androidのエンジニアリング担当副社長であるデイブ・バークは、「これは、ソファやベッドで横になりながら端末を使用する人にとって、特に便利な機能です」と紹介している。つまり、ベッドで横向きに寝て、携帯電話を水平にしても、画面は回転しないということだ。
バークは、この顔検出はAndroid 12の Private Compute Core でローカルに行われるため、画像がデバイスに保存されたり、デバイスから送信されたりすることはない、と強調している。
Private Compute Coreとは、機密データを含む可能性のあるアルゴリズムを実行するための、OSの特別で安全な領域のことである。
さらに 「アニメーションと再描画を最適化し、ML駆動のジェスチャー検知アルゴリズムを追加した」とのこと。これにより、自動回転の待ち時間が25%短縮されるとしている。
記事では「Androidは、ベッドから出たくない人にとって最高のOSになるでしょう」と述べている。
ほかにも、スクロールスクリーンショットやシステムレベルでカメラやマイクをオフにすることができる新しいトグルなどについても記述がある。
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