Kubernetes BlogでKubernetes v1.22でのAPIと機能の削除: 知っておくべきことが公開された。
2021年8月にリリース予定のKubernetes 1.22では、多くの非推奨APIが削除されとして、この記事では以下のことが書かれている
Kubernetes v1.22のAPIの削除
v1.22のリリースでAPIバージョンの提供を停止するリスト
- ValidatingWebhookConfiguration および MutatingWebhookConfiguration APIのベータ版(admissionregistration.k8s.io/v1beta1 APIバージョン)。
- ベータ版 CustomResourceDefinition API (apiextensions.k8s.io/v1beta1)
- ベータ版 APIService API (apiregistration.k8s.io/v1beta1)
- ベータ版 TokenReview API (authentication.k8s.io/v1beta1)
- SubjectAccessReview、LocalSubjectAccessReview、SelfSubjectAccessReviewのベータAPIバージョン(APIバージョン authorization.k8s.io/v1beta1 より)
- ベータ版 CertificateSigningRequest API (certificates.k8s.io/v1beta1)
- ベータ版 Lease API (coordination.k8s.io/v1beta1)
- すべてのベータ版 Ingress API (extensions/v1beta1 および networking.k8s.io/v1beta1 APIバージョン)
Kubernetesのドキュメントでは、v1.22のこれらのAPIの削除をカバーし、ベータ版と安定版の間でそれぞれのAPIがどのように変化するかを説明している。
なにをすべきか
ここでは、この削除の影響を受ける各リソースについて、ユーザーが取るべき手順を説明している。
ほかには、アップグレードのリハーサルや、ソフトウェア開発者へのアドバイスも書かれている。
Kubernetes APIの削除
ここでは、KubernetesがいくつかのAPIを削除する理由についての背景と、Kubernetesにおける安定したAPIについての約束を紹介している。
Kubernetesは、定義された廃止ポリシーに従っているとして、
「重要なのは、安定したAPIが廃止されるのは、同じAPIのより新しい安定したバージョンが利用可能になってからであるということ」
と書かれている。