米Microsoftが、ゲーマー向けのチャットサービス「Discord」を運営する米Discord社の買収に向けて交渉を進めていると、米Bloombergが関係筋の話として3月23日に報じた。提示している買収額は100億ドル(約1兆856億円)を超えるという。
Bloombergによると、Discord社は身売り先を探している最中でMicrosoftはその候補の中の1社という。交渉は非公開で、MicrosoftとDiscord社はそれぞれ同誌の取材に対しコメントを控えたとしている。
Discordはゲームや趣味のコミュニティーの場として利用され、Slackのようにチャネルを作って特定のテーマについてテキストでチャットできる他、複数人での音声チャットにも対応する。コロナ禍になってからは、グループでビデオ通話ができる「サーバビデオ」機能も実装した。
無料で利用できるが、絵文字のカスタマイズやプロフィールの追加設定などを行える、月約10ドル(もしくは年間約100ドル)の有料会員プラン「Discord Nitro」も用意している。
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