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Talking Head Anime from a Single Image でバ美肉してみる [python 準備編]

Last updated at Posted at 2020-01-12

はじめに

この記事は "Talking Head Anime from a Single Image でバ美肉してみる" に続く記事です.
先にそちらの記事から読むことをおすすめします.

Talking Head Anime from a Single Image を動かすには Python が必要です.
この記事では誰にでもバ美肉できるように Python を 1 から導入していきたいと思います.

必要なもの

talking-head-anime-demo の README.md を読んでみると以下のものが必要であるとわかります.

  • Python >= 3.6
  • pytorch >= 1.1.0
  • dlib >= 19.17
  • opencv-python >= 4.1.0.25
  • pillow >= 6.2.0
  • numpy >= 1.17.l2

左に書いてあるのが Python 本体とライブラリというものです.
右に書かれている数字は version で, これより新しいものを用意する必要があります.

また pytorch には CUDA が dlib には C++ の開発環境と cmake というライブラリがそれぞれ必要なのでそれらも用意していきます.

Anaconda

必要なものをそろえる前提として Anaconda をインストールしていきます.
Anaconda は Python 本体と科学技術計算向けのいくつかのライブラリを提供するプラットフォームです.
インストールによって簡単に Python を利用する環境を構築することができます.
また pillow と numpy が標準でインストールされているため, それらの導入が不要になります.

  1. まずはこちらの Anaconda ディストリビューションにアクセスします.

  2. Download から Python 3 version を選択して, ダウンロードします.
    必要なものに書かれているように, 3.6 以上の version を選択してください.

  3. 手順に従って Anaconda をインストールします.

CUDA

CUDA は GPU で並列コンピューティングするために必要なプラットフォームおよびプログラミングモデルです.

  1. CUDA Toolkit へアクセスして, Download Now をクリックします.

  2. Select Target Platform から自分の環境にあったプラットフォームを選択し, ダウンロードします.

  3. 手順に従って CUDA をインストールします.

C++ の開発環境

必要なライブラリの1つである dlib をインストールするために C++ の開発環境を整えます.
Microsoft Visual Studio がその環境を提供してくれます.

  1. Visual Studio にアクセスします.

  2. Visual Studio Community をダウンロードして, インストーラーを起動します.

  3. C++ によるデスクトップ開発をチェックしてインストールします.

C++.png

ライブラリのインストール

必要なライブラリをインストールしていきます.

  1. Anaconda Prompt を起動します.

  2. Anaconda Prompt に conda install pytorch torchvision -c pytorch と入力して, Enter キーを押してしばらく待つと, Peronceed ([y]/n)? と聞かれるので y と入力してインストールします.

  3. pip install opencv-python で opencv-python をインストールします.

  4. pip install cmake で cmake をインストールします.

  5. pip install dlib で dlib をインストールします.

まとめ

以上で Python の準備は終了です.
"Talking Head Anime from a Single Image でバ美肉してみる"に戻って, 実際に動かしてみましょう.

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