やっとAppleも認めた「バタフライキーボード問題」。MacBookとMacBook Proで修理プログラムが開始

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  • author 塚本直樹
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やっとAppleも認めた「バタフライキーボード問題」。MacBookとMacBook Proで修理プログラムが開始
Image: blackzheep/Shutterstock.com

僕も悩んでいました。

Apple(アップル)は、特定のMacBookとMacBook Proのごく一部のキーボードに不具合が生じる場合があるとして、無償の修理プログラム(修理あるいは、一部キーの交換/キーボード全部の交換)を提供すると発表しました。

プログラムの対象となるのは、MacBook(Early 2015以降)、MacBook Pro 13インチ(2016以降)、MacBook Pro 15インチ(2016年以降)です(詳しい対象モデルはこちらから)。これらのモデルでは「文字が勝手に反復入力される」「文字が表示されない」「押したキーがスムーズに跳ね返ってこない、または、キーを押した時の反応が一定しない」などの症状が確認されています。

このような症状が発生している場合は、Apple 正規サービスプロバイダやApple Store 直営店、配送修理にコンタクトをとり、実機検査の後に対応が決定されます。そうそう、修理に出す前にデータのバックアップはお忘れなく。

MacBookとMacBook Proに搭載された「バタフライキーボード」。浅いキーストロークが特徴的ですが、その浅いキーの裏に入るホコリなどによって、不具合を起こしやすいことはユーザー間ではかなり有名な問題でした。MBPユーザーの僕も机の上にエアダスターを常備しています。ぜひ次期モデルではバタフライキーボードが改善され、汚れが詰まりにくい構造になってほしいものです。


Image: blackzheep/Shutterstock.com
Source: Apple

(塚本直樹)