AIエージェントの″ハーネス″に関わる混乱と私見
ARANK
はじめに Coding 生成AI時代のシステム開発入門」という本を出すくらいなのでAIエージェントのハーネスには興味があって、1週間ほど調査した結果、「ハーネス」の見え方が固まりつつあるので、表題についてラフに書き留めておきます。根拠があるものないものがあるので話半分に読んでください。スライドの形式で読みたい人はこのスライドの30Pまでくらいを読むと、本記事に近い知見を得られます。 ハーネスという言葉への混乱最近、AI Agent関連のドキュメントやブログで「エージェントハーネス」「ハーネスエンジニアリング」という言葉がよく出てきます。言葉がそれぞれ指す概念が曖昧かつズレている場合がちらほらあり、バズワードなのかなと感じてしまうのが最近の悩みです。内部ハーネスと外部ハーネス 内部ハーネス(再掲)AIエージェントにおけるLLMモデル「以外」の実装、つまりエージェントの作り手側が考慮するハーネス内部1:LangChainの立場「The Anatomy of an Agent Harness」に書いてあるTLDR: Agent = Model + Harness. という定義が彼らの思想の全てである。 Codeを公開し、Cowarkなどと競合するOpenClawへの定額適用を禁じたりする動きの話です。要するに…