2月3日、Phoronixが「Git 2.53 Released With More Optimizations, One Step Closer To Making Rust Mandatory」と題した記事を公開した。この記事では、Git 2.53のリリースと、将来のGit 3.0に向けたRust言語の必須化への進展について詳しく紹介されている。

以下に、その内容を紹介する。
Git 3.0のリリースは2026年末頃になると予想されているが、本日、最新の機能リリースであるGit 2.53が公開された。本バージョンは、大きな節目となるGit 3.0を見据えた変更を継続している。
Git 2.53では、さまざまなGitサブコマンドや操作におけるパフォーマンスの最適化、エラーメッセージの改善、各種サブコマンドの機能向上、そして多くのバグ修正が行われた。変更の全容は、公式のリリースアナウンスで確認することが可能である。
また、Git 2.53は、この分散型バージョン管理ツールのビルドにおいて、Rustプログラミング言語のサポートを必須とするための最新のステップでもある。Gitのドキュメントによれば、Git 2.53のMakefileおよびMesonビルドシステムでは、Rustがデフォルトで有効化されるようになった。現時点ではビルド時にRustサポートを無効にすることも可能だが、Git 3.0では完全に必須の要件となる予定である。
Gitのドキュメント(BreakingChanges)には、以下のような段階的な計画が記されている。
「当初、Git 2.52では、プロジェクトが初期インフラを整理できるよう、RustのサポートはMesonによって自動検出され、Makefileでは無効化されていた。
Git 2.53では、両方のビルドシステムでRustのサポートがデフォルトで有効になる。その結果、ビルドホストでRustが利用できない場合、デフォルトではビルドが失敗することになる。ただし、ビルドフラグを使用してRustの使用を明示的に無効化することは依然として可能である。
Git 3.0では、これらのビルドオプションは削除され、Rustのサポートは必須となる。」
Git 3.0においてRustを必須化する方針の背景にある議論については、これらのドキュメント変更を反映したコミットメッセージに詳細が記されている。
詳細はGit 2.53 Released With More Optimizations, One Step Closer To Making Rust Mandatoryを参照していただきたい。