Angular MCPはリファクタリングの助けになるか？

DRANK

本記事は、Angular Advent Calendar 2025 23日目の記事です。Angular v20からCLIに搭載されたMCPサーバー機能。個人開発者としてAngular v8の時代からAngularを使い続け、継ぎ足し継ぎ足し秘伝のタレ状態と化しているコードベースをリファクタリングする際の助けになってくれたらいいなと思い、試してみました。今回生贄になってもらうリポジトリは以下です。 MCPの使い方の一つとして、息抜き程度にご笑覧いただければと思います。下ごしらえまあなにはともあれ、.vscode/mcp.jsonを作ります。.vscode/mcp.json{ "servers": { "Angular CLI": { "type": "stdio", "command": "npx", "args": [ "-y", "@angular/cli", "mcp" ] } }, "inputs": [] } 問うてみるLLMにはClaude Opus 4.5を用いてみました。ほう……提示された内容はどれもこれも確かに個人的にも課題意識を持っていた部分ばかりです。（お恥ずかしい）ここまで網羅的に指摘してくれるならかなり使えそうだなぁという印象を持ちます。直させてみるわざわざ優先度まで出してくれているので、「CoreModuleの廃止とプロバイダー移行」をやらせてみます。正直ドン引きするレベルで精…