ロバストネス原則 - Wikipedia
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ロバストネス原則(ロバストネスげんそく、robustness principle)または堅牢性原則(けんろうせいげんそく)とは、ソフトウェアの設計指針の一つで、「貴方が自分ですることに関しては厳密に、貴方が他人から受けることに関しては寛容に」(be conservative in what you do, be liberal in what you accept from others)というものである。これは「送信するものに関しては厳密に、受信するものに関しては寛容に」(be conservative in what you send, be liberal in what you accept)とも言い換えられる。この原則は、TCPの初期仕様[1]でこのことを主張したジョン・ポステルにちなんでポステルの法則(Postel's law)とも呼ばれる。これは、他の装置(または同じ装置上の他のプログラム)との間でメッセージをやり取りする場合、送信側は仕様に完全に準拠すべきであるが、受信側は、メッセージの意味が明確である限り、仕様に非準拠であってもそれを受け入れるべきであるということである。1989年の RFC 1122 では、ロバストネス原則を発展させて、プログラマに対し「ネットワークには、考え得る限り最悪の効果をもたらす…

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