10月21日、MacRumorsが「iOS 26.1 Beta 4 Lets Users Control Liquid Glass Transparency with New Toggle」と題した記事を公開した。この記事では、AppleがiOS 26.1、iPadOS 26.1、macOS 26.1の第4ベータ版で導入した「Liquid Glass(リキッドグラス)」の透明度を調整できる新しいトグル設定について詳しく紹介されている。以下に、その内容を紹介する。
Appleは最新のベータ版で、ユーザーがLiquid Glassの外観をカスタマイズできる新しい設定項目を追加した。Liquid Glassは、ボタンやメニューなどのUI要素に用いられる半透明のデザイン要素であり、これまでよりも透明度の高い「クリア」な見た目を採用していた。
新たに追加されたトグルを使うことで、ユーザーは以下の2種類の外観を選択できるようになった。
- Clear(クリア):現行のデザインで、透明度が高く背景が透けて見えるスタイル。
- Tinted(ティンテッド):透明度を下げ、不透明さとコントラストを強調したスタイル。
この設定は、iOSおよびiPadOSでは「設定 > 画面表示と明るさ」から、macOSでは「システム設定 > 外観」から変更できる。

Appleによれば、このトグルは夏のベータテスト期間中に寄せられたユーザーのフィードバックを受けて追加されたものだという。多くのユーザーが、より不透明で視認性の高いデザインを望んでいたことが理由とされている。
透明度やコントラストの調整は、OS全体のLiquid Glass表現に反映される。これにはアプリ内のUIやロック画面の通知なども含まれ、システム全体で統一された外観を実現している。
なお、iOS 26.1にはこのほかにも多数の新機能が含まれている。主なものとして、アラームやタイマーをスワイプで停止できる「スライド・トゥ・ストップ」機能の追加、新しいApple Intelligence対応言語の導入、Apple TVアプリアイコンの再設計、「設定」アプリのレイアウト変更などが挙げられる。詳細な機能一覧は、MacRumorsのiOS 26.1機能ガイドで公開されている。
詳細はiOS 26.1 Beta 4 Lets Users Control Liquid Glass Transparency with New Toggleを参照していただきたい。