Linux Container Book (2) cgroup v1 編
CRANK

Linuxカーネルに実装されているコンテナ関連の技術のうち、cgroup v1について解説する本です。 Linuxにおける「コンテナ」は単一の機能として存在しているわけではありません。Linuxカーネルに実装されているさまざまな機能を組み合わせて「コンテナ」が作られます。コンテナで使われるさまざまな機能のうち、この本では、第1巻で解説したNamespaceと並んで、Linuxコンテナで重要な機能である cgroupのv1について解説しています。そして、第1巻では解説できなかったcgroup Namespaceについても、cgroupの解説を行った後に解説しています。 特定のコンテナランタイムを使うことなく、Linuxにインストールされている基本的なコマンドを使ってcgroup v1をわかりやすく解説します。 第 1 巻と本書を読むことで、Linuxでコンテナを起動する際の主要な 2 大機能が理解できるようになるでしょう。 内容はgihyo.jpで連載している「LXCで学ぶコンテナ入門」の一部をベースにしています。本書では記事中の実行例を新しい環境で確認し、記載を更新しました。その他、連載では触れていない解説を大幅に加筆しています。 普段DockerやKubernetesと言った環境で何気なく使っているコンテナ…

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