米国製AI、オープン化に勢い DeepSeekの「蒸留」が加速
【シリコンバレー=山田遼太郎】米国の人工知能(AI)企業の間で生成AIの基盤モデルを外部の技術者が使えるようにする「オープンソース」開発に勢いが出てきた。技術の公開に消極的な米オープンAIへの反発に加え、中国DeepSeek(ディープシーク)が使った「蒸留」と呼ぶ手法がモデルの低コスト化を速める可能性があるためだ。
元CTOムラティ氏、オープンAIを反面教師に
オープンAIの元最高技術責任者(C...
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中国のAI開発企業DeepSeek(深度求索)が開発した大規模言語モデル(LLM)が話題に。オープンソース活用による低コスト開発が特徴で、米国製の最先端半導体チップを使用せず高性能を実現したとしています。生成AI業界や関連市場に大きなインパクトになる可能性があります。