Ruby 3.4 リリース — itの導入、デフォルトパーサーがPrismに変更など、改善点多数
DRANK

12月26日、Ruby言語の開発チームはRuby 3.4.0(および、バグフィックス版の3.4.1)をリリースした。Ruby 3.4.0では、itブロックパラメータの参照、Prismをデフォルトのパーサーへの変更、ソケットライブラリへのHappy Eyeballs Version 2のサポート追加、YJITの改善、モジュラーGCの導入など、複数の新機能と改善が盛り込まれている。itブロックパラメータの導入Ruby 3.4.0では、変数名を持たないブロックパラメータを参照するためにitが追加された。これは、ブロック内で_1のみを使用する場合に、他の番号付きパラメータが現れる可能性による認知的負荷を軽減するための便宜的なエイリアスとして機能する。ary = ["foo", "bar", "baz"]p ary.map { it.upcase } #=> ["FOO", "BAR", "BAZ"]

by @tf_official
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