10月14日、How to Geekが「How to See Beautiful Git Project Stats in Your Terminal」と題した記事を公開した。この記事では、Gitプロジェクトの統計情報をターミナル上で美しく表示する方法について詳しく紹介されている。
Onefetchとは何か?
Onefetchは、ASCIIアート、プログラミング言語の内訳、コントリビュータ情報など、リポジトリの概要を提供するツールである。たとえば、Onefetchを自身のリポジトリで実行した場合、以下のような出力が得られる。
• 左側には、そのプロジェクトのメインプログラミング言語のASCIIアートが表示される。
• 右側には、ブランチやタグの数、主な著者、コード行数など、プロジェクトに関する詳細な情報が表示される。
このツールは任意のGitリポジトリで動作し、プロジェクトの概要を分かりやすく表示する。
Onefetchの基本的な使い方
Onefetchを使うには、まずリリースページからLinux、macOS、Windows向けのバイナリをダウンロードする。また、Homebrew、pacman、snapなどのパッケージマネージャーでも提供されている。以下のコマンドを使って、リポジトリのルートディレクトリで直接Onefetchを実行できる。
cd /path/to/repository
onefetch
もしくは、リポジトリのパスをコマンドに渡して実行することも可能だ。
onefetch /path/to/repository
Onefetchはカラフルな出力を特徴としており、他のコマンドにパイプしたり、ファイルにリダイレクトすると結果が適切に表示されない可能性がある。
Onefetchの高度な使い方
もしASCIIアートが不要であれば、--no-artオプションで非表示にすることができる。
onefetch --no-art
また、以下のような他のビジュアル設定も利用可能である。
• --no-color-palette:カラーパレットを非表示にする
• --nerd-fonts:言語にアイコンを追加する
• --no-title:最初の行を非表示にする
さらに、特定のフィールド(例:著者数)をカスタマイズして表示したくない情報を無効にすることも可能である。以下はGoプロジェクトに対して、カスタマイズされたサマリーを表示するコマンドの例である。
onefetch -d head license last-change churn version commits contributors url \
--nerd-fonts --no-title --number-of-languages 10 --number-of-authors 10
Onefetchは、簡単にインストールして使用できるシンプルなコマンドである。自分のプロジェクトをアピールしたり、長期間放置していたプロジェクトを再確認したりするのに非常に役立つ。
詳細はHow to See Beautiful Git Project Stats in Your Terminalを参照していただきたい。