7月4日、JavaScript用のヒートマップライブラリHeat.jsの最新バージョン4.0.0がリリースされた。

このバージョン4.0.0では、全プロジェクトがTypeScriptで書き直されており、ReactやAngularなどのライブラリへの対応が強化された。以下に新バージョンの主な特徴を示す。
- TypeScript対応: プロジェクト全体がTypeScriptで書き直され、全てのコンポーネントがエクスポート可能になった。これにより、ReactやAngularなどのライブラリへのサポートが向上した。
- CDNリンク追加: 最小化されたファイルのCDNリンクが追加された。
- ES2016へのコンパイル: TypeScriptコードはES2016にコンパイルされ、古いブラウザ(例:IE)はサポートされなくなった。
- ビルドの分離: CJS、ESM、最小化されたプロジェクトバージョンを個別にビルドできるようになった。
- 不要ファイルの除外: NPMパッケージに必要のない全てのファイルが除外された。
- テストの改善: テストディレクトリ内の「src」および「dist」フォルダが削除され、重複がなくなった。「BUILD_INSTRUCTIONS.md」が追加され、初めてのユーザーが開発環境を設定するための手引きが提供された。
Heat.jsは以下のような機能を提供している。
- カスタムトリガーとテキストの設定: カスタムトリガーとテキストの設定が可能で、翻訳にも対応している。
- 複数のビュー: マップ、チャート、日付、統計の各ビューが利用可能である。
- コンフィギュレーションダイアログ: 各ビューごとに設定ダイアログをサポート。
- トレンドタイプ: データを分割して表示するためのトレンドタイプをサポート。
- トグル機能: データの分割表示において高い柔軟性を提供するトグル機能。
- データエクスポート: 全データをCSV、JSON、XML、TXTにエクスポート可能。
- データインポート: JSON、TXT、CSVからデータをインポート可能(ドラッグ&ドロップ対応)。
- テーマ選択: 12のテーマ(ダークモードおよびライトモード用)が利用可能。
- カラーレンジ設定: 各ビューごとにカラーレンジの設定が可能。
- データプル: トレンドタイプはサポートされていないが、データプルをサポート。
詳細はHeat.js - JavaScript Heat Mapを参照していただきたい。
@tomb of the mask, うわー、バージョン 4.0.0 は素晴らしいですね! TypeScript への移行と React と Angular のサポートの強化は、多くのプログラマーにとって間違いなく役立ちます。これらの新機能を体験するのを楽しみにしています。