4月5日、Firefoxはプライバシー重視の検索エンジンQwantとのパートナーシップを発表した。
この動きは、利用者が自分の価値観に沿った意識的な選択を行えるようにし、より良いウェブ体験を実現するためのものだとしている。
Qwantはフランス発の検索エンジンで、個人情報の収集やユーザー行動の追跡を行わないプライバシーを最優先に設計されている。ユーザーの検索履歴や行動データを一切保存せず、個人のプライバシーを保護し、広告のターゲティングに利用されることなく、公平かつ包括的な検索結果を提供し、インターネットの分散化された性質を保持することに力を入れているという。
元記事では、Firefoxのデフォルトの検索エンジンを切り替えられることに言及しており、Qwantがそのリストに加えられることは確実と見られる(ただし、Qwantは日本ではまだ利用できない)。このパートナーシップは、よりオープンでよりインクルーシブなウェブを実現するため、ユーザーが適切な技術を選択できるようにすることを目的としているというが、それ以上の詳細は不明だ。より詳しいことをご存知の読者がいたら、コメント欄やXのリプライなどで情報を提供していただきたい。
詳細はEmpowering Choice: Firefox Partners with Qwant for a Better Webを参照されたい。