New Relicは、2月2日にAmazon Web Services(AWS)の新しいアクティブネットワークモニタリングサービス、Amazon CloudWatch Network Monitorとの統合を発表した。この統合により、顧客はAWS Direct Connect(DX)を介してオンプレミスからAWSへのハイブリッドネットワークの接続性の問題をトラブルシューティングすることができる。
New RelicとAmazon CloudWatch Network Monitorが連携、AWS Direct Connectの接続性問題を解決
Amazon CloudWatch Network Monitorは、顧客がAmazon CloudWatchを使用して数分で設定できる完全に管理されたAWSサービスだ。モニタリングインフラストラクチャは自動的に展開およびスケーリングされる。顧客は、CloudWatch Network Monitorを使用して、ネットワークのパフォーマンスを最適化し、顧客体験を向上させることができる。
New Relicのダッシュボードでネットワークの健全性を一元管理、迅速なトラブルシューティングを実現
New Relicのダッシュボードでは、ネットワークの健全性に関するメトリクスを視覚化することができる。パケットロス、レイテンシ、およびネットワークの健全性指標などの情報を一元管理することで、顧客はネットワークの問題を素早く特定し、迅速な対策を取ることができる。また、New Relicでは、アラート閾値を設定し、異常やパフォーマンスの低下に対してチームに事前に通知することができる。
この統合は、New Relic Instant Observabilityというオープンエコシステムで利用できる。エンジニアは、観測可能性を日常の実践として取り入れるために、さまざまな統合、ツール、および事前構築リソースを利用することができる。
New Relicは、CloudWatch Metric Streamsの統合を通じて、ネットワークメトリクスを受け取る。既にAWSアカウントでCloudWatchメトリックストリームが設定されている場合、モニターを作成し、ネットワークパスを追加するだけで、New Relicにネットワークメトリクスをストリーミングすることができる。
この統合により、顧客はハイブリッドネットワークのパフォーマンスを継続的に監視し、問題を素早く特定して解決することができる。詳細はMeasure the performance of your hybrid network with New Relic and AWS CloudWatch Network Monitorを参照していただきたい。