8月13日、静的コード解析ツール ESLintが、新たなバージョンv8.47.0をリリースした。この最新バージョンは、ESLintのマイナーアップグレードであり、以前のバージョンで特定された複数のバグが修正され、新たな機能が追加された。具体的には、メソッド内でthisArg
を使用する正規表現の更新など、新しい機能が組み込まれている。また、no-new-wrappers
ルールにおいて、シャドウされたコンストラクタに関する報告が行われないように調整された。
以下に、新バージョンv8.47.0の主な変更点を詳しく記載する。
新機能
バグ修正
- 631648e no-new-wrappersルールにおいて、シャドウされたコンストラクタに関する報告が行われないように修正された。 (#17447) (Francesco Trotta)
ドキュメント
- a766a48 設定ファイル名の欠如に関するドキュメントが追加された。 (#17442) (James)
- a1635d6 READMEが更新された。 (GitHub Actions Bot)
- 47a0859 [
require-unicode-regexp](/docs/rules/require-unicode-regexp).md
が更新された。 #17402のフォローアップとして。 (#17441) (SUZUKI Sosuke) - fcdc85d READMEが更新された。 (GitHub Actions Bot)
- 2a92b6c パーサーオプションの指定方法に関するドキュメントが更新された。 (#17435) (Cheol-Won)
- d743ed3 パーサー/プロセッサのメタデータが追加された。 (#17438) (Huáng Jùnliàng)
- 224376c READMEが更新された。 (GitHub Actions Bot)
- a41a8e4 README内のスクリプト名が更新された。 (#17432) (Nitin Kumar)
開発作業
- bf69aa6 依存関係が更新された。 (#17456) (Nicholas C. Zakas)
- 0e45760 @eslint/jsリリースのためにpackage.jsonが更新された。 (ESLint
Jenkins)
- 757bfe1 add-to-triageが削除された。 (#17450) (Nicholas C. Zakas)
- b066640 npmスクリプト名が標準化された。 (#17431) (Nitin Kumar)
- 6b2410f add-to-triage.ymlが更新された。 (#17444) (Nicholas C. Zakas)
詳しい内容は「ESLint v8.47.0 released」を参照してください。