7月14日、マイクロソフトはMicrosoft Inspireで、「Windows 365」を発表した。
マイクロソフトはWindowsをクラウド化して、自分のコンピュータを動かしながらWindowsコンピュータを動かすことができるようにした。
Mac、iPad、Androidタブレットなど、あらゆるデバイスで自分のWindows10環境を利用できる。
マイクロソフトによると、利用開始は8月2日からで、価格は8月1日に明らかにするとのこと。
Windows 365のアイデアはパンデミックよりもずっと前からあったが、マイクロソフトの社員は昨年、クラウドPCの有用性を身をもって体験したという。
Windows 365の開発について、プログラムマネジメント担当ディレクターであるスコット・マンチェスターは、「お客様は、必要とするすべてのサービスをワンストップで提供してくれるマイクロソフトを求めていたのです」と述べる。マイクロソフトは、Azure Virtual Desktopを利用する顧客の80%が、インストールの管理をサードパーティのベンダーに頼っていることに気づいたという。
スコット・マンチェスターによると、マイクロソフトは、より要求の厳しいユーザーのために専用のGPUパワーを導入する方法も検討しているとのこと。
とはいえ現在でも、動画をストリーミングするのに十分な速さで、目立ったノイズも発生しないと述べている。
Windows 365のプロダクトマーケティングディレクターであるメリッサ・グラントは、
「私たちがWindows 365で提供したいのは、他のデバイスでも同じように親しみやすく、一貫性のあるWindows体験を提供することです」と述べている。
Inspire Opening Video: Windows 365の発表は30:00〜から。日本語字幕もある。