IoT事業創造の一大拠点に――「柏の葉スマートシティ」の挑戦
ARANK

柏の葉は、街づくりの取り組みの中でIoTの実証ができる場所。よくある“実験のために作られたフィールド”ではなく、ここには街への実装や事業化を支援する基盤もある。「IoTの実証をするなら柏の葉が一番」と言われるようにしたい――。そう語るのは、この5月に発足した「柏の葉IoTビジネス共創ラボ」の幹事企業であるドローンワークス代表取締役の今村博宣氏だ。つくばエクスプレス(TX)・柏の葉キャンパス駅を中心とする柏の葉スマートシティは、駅周辺の開発が完了し、現在は駅北部エリアの開発や企業誘致による新産業の育成を進める第2フェーズに入っている。街のさらなる付加価値向上を目指すにあたり、重要な施策の1つと位置付けられるのが、IoT関連プロジェクトの促進だ。街づくりにおける課題を解決する手段としてIoTを活用するとともに、柏の葉スマートシティが掲げる目標の1つ「新産業創造」に向けて、IoT関連企業を呼び込もうとしている。柏の葉スマートシティは、つくばエクスプレス・柏の葉キャンパス駅周辺エリアで、敷地面積は273ha、計画人口は2万6000人。2016年までに1800戸超の分譲マンションや大規模商業施設等が整備された。資源・エネルギー問題、高…

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