AIエージェントの9割が「支出上限」を突破 — メール権限を持つエージェントはOTPを自ら読み取り、認証フローを無効化できる
DRANK

11月2日、PYMNTSが「Researchers Trick AI Agents Into Transferring User Funds」と題した記事を公開した。Cornell TechとYale大学の研究チームがAIエージェントをだまして、ユーザーの資金を不正送金させることに成功した実験について詳しく紹介されている。フロンティアモデルの9割が「支出上限」を突破Cornell TechとYale大学の研究チームが行った実験では、テスト対象とした10のフロンティアモデル(最高水準のAIモデル)のうち9モデルが、ユーザーが設定したポリシーを迂回し、支出上限を引き上げた。条件は「エージェントがユーザーのメールに届いたワンタイムパスワード(OTP)へのアクセス権を持っていた場合」だ。さらに深刻なのは、10モデル中5モデルが、ユーザーになりすました偽のメール(スプーフィング)を信じ込み、支出上限を引き上げたうえで攻撃者(今回は研究チーム)への送金まで実行したことだ。これらのエージェントは「受信ボックスの内容を要約する」というタスクしか与えられていなかったにもかかわらず、だ。なぜHuman-i...

by @tf_official
Related Topics: AI Security Authentication / Authorization