9月26日、BleepingComputerが「Anthropic rolls out up to $250 in free Claude Code credits, but only for cloud sessions」と題した記事を公開した。AnthropicがClaude Codeのクラウドセッション機能を正式公開し、既存サブスクライバー向けに最大250ドルの無料クレジットを提供開始した。
ローカル不要、クラウドで走り続けるClaude Code
Claude Codeのクラウドセッションは、コードの実行環境をユーザーのマシンではなくAnthropicのインフラ上に置く機能だ。タスクを開始してPCを閉じても処理は継続され、後から結果だけ確認できる。Anthropicは「クラウドセッションはAnthropicのホストするインフラ上で動作するため、あなたのコンピュータが起動していなくても作業は続く」と説明している。
これまでクラウドセッションは一部ユーザー向けのリサーチプレビューとして提供されていたが、今回から対象サブスクライバーに正式提供された。
起動方法は複数用意されており、claude.ai/codeのWebインターフェース、ClaudeのモバイルアプリのCodeセクション、デスクトップアプリ、そしてCLIから claude --cloud を実行する方法が確認されている。
長時間・高負荷なタスクをローカルマシンに依存せず実行できる点は、大規模リポジトリのリファクタリングやテストスイートの一括実行といった用途で特に恩恵が大きい。GitHub Copilot WorkspaceなどもクラウドベースのAIコーディング環境を提供しているが、Claude Codeのクラウドセッションはモバイルアプリやデスクトップアプリを含む複数の起動経路を持ち、既存のClaude利用フローと統合されている点が特徴だ。※編集部の考察
無料クレジットの条件と注意点
プロモーション内容はプラン別に異なる。
- Proプラン:クラウドセッション用クレジット 100ドル分
- Maxプラン:クラウドセッション用クレジット 250ドル分
このクレジットは通常のClaude利用上限とは別枠で管理され、クラウドセッション開始時に自動適用される。Anthropicは「ローカルで上限に達しても、クレジットが残っている限りクラウドで継続できる」と述べており、使い切りのバッファとして機能する設計だ。
クレジットの申請期限は10月7日、残高の有効期限は11月4日となっている。申請はClaude公式サイトから可能だ。なお、本文中に記載した申請URLは元記事掲載のものを参照しているが、Anthropicの公式告知ページでの確認を推奨する。
プロモーションクレジットを使い切った後の扱いについては、元記事には明示的な記載がないため、Anthropicの公式ドキュメントやClaude Codeのヘルプページで最新情報を確認されたい。クラウドコンテナ自体に追加料金は発生しないと報告されている。
なお、このオファーはプロモーション開始日である9月23日時点でアクティブなサブスクリプションを持つ個人のProまたはMaxサブスクライバーが対象となっており、新規加入者は対象外だ。
背景:直前にWeekly制限の削減が発表されたばかり
タイミングとして注目したいのは、AnthropicがClaude CodeのWeekly使用上限を17%削減すると発表したのと時期が重なっている点だ。ローカル実行の制限が厳しくなる一方で、クラウドセッションという新しい選択肢を無料クレジット付きで提供するという構図になっている。
クラウドセッションは、ローカル上限に達したユーザーが作業を継続できる現実的な選択肢として機能する。ただし、プロモーションクレジットはあくまで期限付きの提供であり、長期的な利用コストの見通しは別途立てておく必要がある。※編集部の考察
詳細はAnthropic rolls out up to $250 in free Claude Code credits, but only for cloud sessionsを参照していただきたい。