人月で稼ぐSIerは、あと数年で詰む
ARANK

はじめに本記事では、自律型AIエージェントの普及によってSIerのビジネスモデルがどう変わるのか、そして生き残るために何を獲得し、何を捨てるべきなのかを考える。結論としては、SIerの価値は「ソフトウェアを作ること」から、「AIを活用して顧客企業を変革し、その成果とリスクに責任を持つこと」へ移っていく。「SaaSの死」は、SaaSだけの問題ではない本題に入る前に、まず「SaaSの死」と呼ばれた出来事から振り返りたい。2026年2月、SaaS関連銘柄から48時間で約2,850億ドルの時価総額が消えた。引き金は、自律型AIエージェントが複数ステップからなる業務ワークフローを最後まで完遂できることが広く実証されたためであった。この動きは「SaaSの死」として大きく報じられた。では本当にSaaSは死んでしまうのか、私は、SaaSそのものがなくなるとは考えていない。SaaSは単なる「人間が操作する画面」ではない。そこには業務データが蓄積され、企業の業務を支える基盤として、長年運用されてきた資産もある。AIエージェントがSaaSを操作できるようになっても、これらの役割までなくなるわけではない。変わるのはSaaSそのものではなく、SaaSを誰が、どのように使うのかとい…

zenn.dev
Related Topics: Project Management