AIが「買い手」になる時代 — 席数課金の崩壊、関係営業の無効化、B2B商業インフラの前提が変わる
DRANK

8月19日、O'Reillyが「When Your Buyer Is an AI Agent」と題した記事を公開した。2021年、世界最大のコンテナ船会社Maerskは、PactumというスタートアップのAIエージェントを使い、運送キャリア各社との契約交渉を自動化した。このシステムは、キャリアへの連絡から価格・ルート・支払条件の複数ラウンドの交渉、最終的な契約締結まで、人間の介入なしに完結する。結果として96%の合意率を達成し、同一の輸送ルートにおいて人間の交渉担当者と比較した検証では、AIエージェントが22%低い運賃を引き出した。年間540億ドルを売り上げる巨大企業の調達において、取引相手はもはや人間の調達担当者ではなく、事前に定義されたパラメータのみで動くソフトウェアだった。本記事はこの変化を起点に、企業のB2B調達においてAIエージェントが買い手として台頭しつつある現状と、それに対応するための商業インフラの再設計について論じている。

by @tf_official
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