我々は富豪プログラミングをしていた。Cloudflare Workersで実装はどう変わるか
DRANK
Cloudflareへ移るまで、我々が富豪プログラミングをしているとは気づきませんでした。EC2で動かしていたNestJSをHono + Cloudflare Workersへ移しました。RDSはそのまま使い、ElastiCacheの役割はCloudflare側へ移しています。大きなSDKを入れる。レスポンスを全部メモリへ載せる。DBのSELECTを順番に待つ。Cronで全件を完走する。SSEをつなぎっぱなしにする。ElastiCacheの細かいキーを何度も読む。どれも珍しい実装ではありません。少なくとも私のAWS構成では普通に動き、わざわざ直す理由もありませんでした。サーバーとクラスターの月額に、まとめて収まっていたからです。Cloudflareへ移すと、それぞれにバンドルサイズ、128 MBのメモリ、ネットワーク往復、CPU時間、Durable ObjectsのDuration、KVのオペレーションという値札がつきました。月額に溶けていた実装の重さが、急に見えるようになったのです。無駄遣いをしているつもりはありませんでした。数えなくても困らない世界にいただけです。我々は富豪プログラミングをしていたのです。富豪プログラミングからの転換Cloudflareへの移行で、数え方が変わった5つの実装を順に振り返ります。1. パッケージは動作環境…