モノレポのローカル開発環境をDockerからmiseに移行して起動速度を75%改善した
ARANK
はじめにHRBrainのプラットフォームチームのえぬひろです。HRBrainでは30以上のマイクロサービスをGoとTypeScriptで開発しています。ローカル開発環境にはTiltを採用しており、開発者は tilt up <サービス名> の1つのコマンドで、必要なサービスとその依存関係をまとめて起動できるようになっています。依存サービスを含めて複数サービスを起動するにあたって、Dockerビルド実行による起動速度やリソース消費に課題が出てきました。コーディングエージェントの登場でコードを書く速度は上がりましたが、変更の反映確認に時間がかかるのでは開発サイクルが回りません。ボトルネックの解消が必要と考え、開発環境の大幅な改修を実施しました。そこでアプリケーションの実行をDockerコンテナからホストマシンでの直接実行(mise + Tilt local_resource)に移行しました。結果として、起動時間75%削減 を達成し、起動にかかるCPU使用率やストレージ使用量なども大幅に削減できました。本記事ではその背景・技術的なアプローチ・移行のポイントを紹介します。まず結果から計測は1サービス+依存する2〜3サービスを起動する構成で行いました。起動にかかる時間や、起動中のCPU使用…