PR単位で動作確認がしたい!
DRANK

始めにUbieでプラットフォームエンジニア兼SREをしているonoteruです。今回は、Ubieで運用しているpreview環境と呼ばれる仕組みについて紹介します。preview環境は、プルリクエストごとに動作確認ができる環境を提供する仕組みです。この環境により、開発者の動作確認のボトルネックを解消し、開発効率の向上を実現しています。なお、本記事はUbie Tech Advent Calendar 2025 20日目の記事となります。背景と課題近年、AIエージェントを活用したコーディング支援ツールが普及し、コードを書くこと自体のハードルは大きく下がってきました。しかし、コードを書くことと動作確認をすることは別の話です。実際の開発現場では、動作確認が開発フローのボトルネックになることが少なくありません。この問題は実際に手で動かして体験を確認する必要のあるような、フロントエンドを持つアプリケーションにおいて顕著に現れます。具体例を挙げると、STG環境のような共有環境での動作確認を行う場合は、複数の開発者が同じ環境を利用しようとして順番待ちが生じ、結果的にここで時間がかかってしまうケースがあります。ローカル環境で動作確認しても良いのですが、Devinのようなリモ…

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