HaskellerとRustaceanが知恵をあわせてプロダクトを3日で1000倍高速化した話
DRANK

この記事は Jij Advent Calendar 2025、Rust Advent Calendar 2025 シリーズ1、およびHaskell Advent Calendar 2025の3日目の記事です。更新履歴2025-12-03 00:00 - 初版自動公開2025-12-03 08:40 - 軽微な誤字の修正はじめに:Haskeller × Rustacean = ∞筆者は比較的年季の入ったHaskellerですが、現在は業務ではRustを書いてくらしています。昨年転職一ヶ月後にこんな記事を書いたりしていたように、Rustでのプログラミングはかなり関数型と命令型のいいとこどりという感じでとても快適な一方、Haskellならこんな書き方が出来るなあというような箇所もあり、刺激的な日々を送っています。 2の開発をフルスクラッチで進めており、ベータリリースを重ねています。 2では、単なるPythonライブラリから自立したプログラミング言語へと脱皮することを企図し、構文木の定式化から見直しが行われたり、自前の型システムを新たに設計するなどの刷新が図られています。ここでも、Haskellの主要処理系であるGHCの実装で用いられているTrees that growと呼ばれる手法を適用するなど、Haskell周辺で発明された関数的な手法が応用されています。JijModelingは数理最適化用のドメイン特…

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