11月28日、ECMAScript Newsが「Last issue of ""ECMAScript News""」と題した記事を公開した。この記事では、ECMAScript関連ニュースレター「ECMAScript News」が最終号を迎えるに至った経緯と今後の見通しについて述べられている。

ECMAScript News、9年間の歴史に幕を下ろす
記事によれば、2016年9月27日の創刊から継続して発行されてきたニュースレター「ECMAScript News」が、今回の配信をもって最終号となった。発行総数は368号に達しており、JavaScript標準の進化を追い続けてきた開発者にとって、長年にわたり貴重な情報源となっていた。
しかし、ここ2年間は広告主・購読者数が減少し続けたことで運営が赤字に陥り、継続が難しくなったと説明されている。以前は継続的な成長が見られたが、近年の状況はそれと対照的であり、今回の終了判断につながったという。
Axel氏による継続の可能性
創刊以来中心的に運営を担ってきたAxel氏は、2026年に何らかの形でニュースレターを継続する可能性があるとしている。もし継続が実現する場合は、読者に向けて最後の通知メールが送られる予定だ。
詳細はLast issue of ""ECMAScript News""を参照していただきたい。