11月19日、海外のテクノロジーメディア「9to5google」が「Google releases its 'Google Sans Flex' font to the public」と題した記事を公開した。

この記事では、Googleが自社ブランド向けに開発してきた可変フォント「Google Sans Flex」を一般公開し、誰でも自由に利用できるようにした点について詳しく紹介されている。
Google Sans Flex が一般公開された背景
記事によると、GoogleはこれまでPixelシリーズを含む自社製品のインターフェースに用いてきた「Google Sans Flex」を、Google Fontsを通じて無料で配布し始めたという。
Google Sans Flexは2023年に初めて導入されたフォントで、Material 3の“Rounded”バリアントの基盤としても利用されている。Google自身はこれを「Googleブランド向け次世代フォント」と定義しており、 サイズやスケールに応じて文字形状が変化する 可変タイプフェイスであることを特徴としている。

ライセンスと実用面での影響
Google Sans FlexはOpen Font Licenseの下で提供されるため、開発者はもちろん、一般ユーザーも自由に利用できる。商用利用や改変も許可される仕組みであり、フォントの普及が進めば、Google製プロダクト以外にも広く採用される可能性がある。
詳細はGoogle releases its 'Google Sans Flex' font to the publicを参照していただきたい。