今から始めるイメージベースドライティング
DRANK

基礎的なレンダリングは理解できた。LambertやPhongの実装もできる。 ──それでも、目の前にある“リアルな描画”とのあいだに、越えられない壁を感じる。 本書は、まさにその谷を越えるための一冊です。古典的なライティング実装から、現代的なライティング実装ができるようにステップアップさせます。現代的なライティングのために、イメージベースドライティング(IBL)を学びます。 IBLはシーン全体を包む「間接光」を扱うためのテクニックのひとつであり、その背景には、BRDF・積分・サンプリングといった数学的な基礎が存在します。これらの理論を避けることはできませんが、実装を交えて学びの道筋が分かる構成としています。実装しながらであれば、なんとなく分かってくることでしょう🎉 Diffuse IBL、Specular IBL、トーンマッピングといった主要要素を、DirectX11 と Three.js の両環境を通して具体的に解説します。 IBLの背後にある数学的壁を越え、リアルな描画表現へたどり着く──その道筋を、実際に手を動かしながら進んでいく。本書は、その第一歩を確実に導くガイドブックです。

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