「時間を曲げて」量子コンピューターの演算に利用する理論が発表
BRANK

量子力学と相対性理論――現代物理学を支えるこの“二大柱”が出会ったら、いったい何が起こるのでしょう? オーストリアのインスブルック大学(UIBK)で行われた研究によって、アインシュタインの“時間の伸び縮み”を、量子コンピューターの演算にそのまま使ってしまおう、というまるでSFのような構想が示されました。 高速で動く量子ビットが固有時間の遅れを利用して自在に回転し、さらに量子場を介して遠く離れたビット同士を結び付けるこの手法は、理論検証の結果、あらゆるアルゴリズムを走らせ得る“汎用型”量子計算機たり得ます。 研究者は「従来機が“止まった世界”で計算していたとすれば、私たちは“動く世界”で新しい…

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