
SREのためのCline活用法
BRANK
エスマットでエンジニアをしているpotix2です。最近、 社内の EKS クラスター上に Dify 環境を構築していたときに設定ミスから予想外の問題に遭遇しました。この問題解決に Cline を活用したところ、コードリーディングの効率が大幅に向上し、従来の方法よりも短時間で原因特定ができました。この記事では、SRE のための Cline 活用法と、実際のトラブルシューティング事例について共有します。 分まとめCline に実行ログを与えると、関連するコードを素早く特定できるDify 環境の構築時、複数コンポーネント間のキャッシュ問題を Cline で効率的に解決したSRE こそ Cline を活用すべき、コードリーディングの効率が大幅に向上するDify でのトラブル:見えない依存関係の謎Dify は、ノーコード・ローコードで AI アプリケーションを開発できるオープンソースのプラットフォームです。Dify は生成 AI アプリケーションの構築・運用プラットフォームで、Next.js で構築されたフロントエンド、API サーバー、プラグインデーモンなど、複数のコンポーネントが別々のコードベースに分かれています。 Pod 再作成時にインストール済みプラグインが消えるという問題が発生ストレージ…