
Temporal APIの現在地(2025年2月時点)
CRANK
はじめにTemporal APIは、一言で要約すると「JavaScriptの日付・時間の処理をまともにする」ためのプロポーザル(仕様提案)です。この記事では、Temporalについて「今どういう状態なのか」「今すぐ使うにはどうすればいいのか」「今すぐ使う場合に注意すべきことは何か」といった情報を提供します。仕様Temporalは現在stage 3です。 change)があったものの、2025年現在Temporalは仕様として「ほぼ完成」しています。2つ以上のJavaScript処理系に実装され次第stage 4になり、ES202xとして標準化される予定です。 Nightlyで利用できます。V8とJavaScriptCoreは道半ばです。2025年2月のTC39 meetingの資料によると、2月時点でV8は74%、JavaScriptCoreは40%のテストが通っているそうです(この割合は必ずしも進捗状況と対応していないことに注意)。仕様が巨大で明らかに実装がめちゃくちゃ大変なので、気長に待ちましょう。 faultしたり変なエラーが出たりします。個人的には大人しくpolyfillを使った方がいいと思います。ところで、Ladybird(正確にはそのJSエンジンであるLibJS)がTemporal関連テスト通過率でSpiderMonkeyに次いで2位(97%)なのがちょっと面白いです。懸念ところで…