コンテナストレージやイメージベースのOSに特化したファイルシステムcomposefsとは
DRANK

はじめに本記事は、OpenShift Advent Calendar 2024の12/11のエントリーで、composefsというコンテナ環境向けのファイルシステムを紹介します。composefsは現在のところ、コンテナストレージおよびOSTreeベースのOSイメージのリポジトリとしてのユースケースが考えられています。OSTreeを使ったLinuxディストリビューションとしては、Fedora CoreOSやFedora Atomic Desktop、Universal Blueプロジェクトの派生ディストリビューション、bootcを使ったブータブルコンテナの環境、等が挙げられます。bootcについては以前ブログ記事を書きました。 NAで、Podmanをはじめとするコンテナ関連ツール群をCNCFに寄贈する旨の発表がありましたが、その中にcomposefsとbootcも含まれています。これらのツールについてもCNCFのプロジェクトとして、より広いコミュニティに使ってほしい、という気持ちが込められているのではないかと想像します。なんでOpenShiftとは直接関係のないcomposefsをAdvent Calendarのネタにしているかといいますと... OpenShiftのノードは「RHEL CoreOS」というLinuxディストリビューションを使っているのですが、そのアップストリームであるFedora CoreOSでは…

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