BDD は Given, When, Then のことだと勘違いされているんじゃないか
BRANK
たまたま社内で自分が主催しているアジャイルに関する勉強会で BDD (Behaviour-Driven Development) の話をすることがあった。 個人的には、「Given, When, Then でテスト書くやつでしょ?」といった形で Gherkin記法 だけが一人歩きしている印象があるためその誤解を解くことを目的にその勉強会では話題に挙げたのでその熱が冷めないうちに自分の認識のメモを残しておきたい。 とはいえ、 を読めば全てが書いてあるので気になった人はそちらを参照して欲しい。 前置きはそれくらいにしつつ、上記のドキュメントの中から抜粋してきた以下の画像が BDD の全体を示している。 この図が言わんとすることは、 BDD というのは Discover Formulation Automation の3つのステップで構成されているということである。 またそれぞれのステップでは以下のようなことをすることが想定されている。 Discover: Example Mapping (実例マッピング) をはじめとした手法により、職能を越えてチーム全体で要求をより深く理解する Formulation: Gherkin記法 (に限らない) を用いて Discover で理解した要求に関するルールを構造的なシナリオに起こす Automation: Formulation で構造化した…