本当にあった怖い話: Dockerイメージにはバージョンタグをつけろ!
BRANK
こんにちは、ハコベル開発チームの坂東です。今日は、実際に私たちのチームで起きたちょっとした“怖い話”を共有しようと思います。開発は順調に進んでいたはずだった…私たちのチームでは、これまでプロダクトをローカル環境で動かす際、ファイルアップロード系の処理では開発用のAWS環境に直接アップロードするようにしていました。しかし、複数のAWS環境を跨ぐような開発をする時にやりづらいので、効率化のためにローカル環境でAWSをエミュレートできるLocalStackを導入することにしました。LocalStackは、他のチームでも導入実績があったので、安心して導入に踏み切りました。一人のメンバーがLocalStackを組み込んだPRを作ってくれ、みんなでその動作確認をすることになりました。ところが、全員が同じブランチで動作確認しているにもかかわらず、うまく動くメンバーと、うまくいかないメンバーが出てきました。「なんでだろう?」とチーム全体が頭を悩ませる事態に。奇妙な問題の発生特に問題になったのが、LocalStack上のS3にファイルをアップロードしてPresigned URLを取得する処理。AWSから移行するまでは普通に動いていたその処理が、突然一部のメンバーで動か…