9月11日、GoogleはChromeにおける新しいタブ管理機能を発表した。
Chromeは、過去1年間でGoogle AIを活用し、類似したタブのグループ化やアイテムの比較など、タブの管理を容易にするための機能を提供してきた。今回、さらに3つの改善がChromeに追加され、タブのアクセスや整理がより簡単になる。
1. iOSでタブグループを使えるように
デスクトップやAndroidデバイスで既に利用可能なタブグループ機能が、Chrome for iOSにも導入される。iPhoneやiPad上で関連するタブをグループ化し、カスタムの名前や色をつけて識別がしやすくなる。この機能を使うには、タブグリッドを開き、タブを長押しして「新しいグループにタブを追加」を選択するだけだ。グループ化されたタブは、自由に並び替えることができる。
2. デバイス間でタブグループを使用する
近々Chromeに追加される機能として、タブグループを保存し、デスクトップやモバイルデバイス全体で同期できるようになる。この機能により、例えばスマートフォンで旅行の計画を立てる際、調べたレストランやアクティビティをタブグループとして整理し、そのままデスクトップに同期することで、別のデバイスで作業を再開できるようになる。これにより、異なるデバイス間での作業がシームレスに行える。
3. Chromeがタブの再訪問をサポート
Chromeは、別のデバイスで開いたタブに基づいて、再訪問を提案する機能を試験的に導入している。この機能は、たとえばオフィスで見ていたウェブサイトを帰宅途中に再度確認したいときに役立つ。ブックマークやURLを覚えておく必要がなく、Chromeの新しいタブページで自動的に再訪問するページが提案される。これはAndroid、iOS、デスクトップで利用可能になる予定だ。
これらの新機能により、Chromeはタスクの管理を簡単にし、お気に入りのウェブサイトを効率的に再訪問できるようになる。
詳細は[3 Chrome updates to help you stay on top of your tabs」を参照していただきたい。