9月3日、Mozillaは「Mozilla Firefox 130」をリリースした。
本バージョンでは、いくつかの新機能と改善点が導入されている。
主な新機能と改善点
- 部分的な翻訳機能
ページ全体の翻訳を行った後、選択したテキスト部分を異なる言語に翻訳できる機能が追加された。
オーバースクロールアニメーション
Linux環境でスクロール可能な領域に対し、デフォルトでオーバースクロールアニメーションが有効になった。Firefox Labsページ
設定内に新たに「Firefox Labs」ページが追加され、実験的な機能を簡単に試すことができるようになった。この機能には以下が含まれる:- AIチャットボットの有効化
- タブ切り替え時の自動オープン機能(Picture-in-Pictureモード用)
- デバッガーパネルでのService Workersサポート
- IME(入力メソッドエディタ)入力中にアドレスバーに結果を表示する機能
パスワード生成機能
新しいアカウントを作成する際に、強力でランダムなパスワードを自動的に生成する機能が追加された。コピー・ペースト機能の改善
文脈メニュー内の「コピー」と「ペースト」機能が期待通りに動作するように改善された。Androidでのページ読み込み性能の向上
Androidプラットフォームでのページ読み込み速度が向上した。
開発者向けの更新
WebCryptoAPIの更新
Curve25519プリミティブ(Ed25519署名およびX25519鍵生成)をサポートするようになった。Web Codecs APIの有効化
デスクトッププラットフォームでのオーディオおよびビデオのエンコーダーやデコーダーへの低レベルアクセスを可能にするWeb Codecs APIが有効になった。
詳細は、公式のリリースノート参照していただきたい。