8月30日、Laravelは「Laravel Cloud」を発表した。Laravelアプリケーションを即座にデプロイできる新しいクラウドプラットフォームだ。
Laravelの創設者であり主要な開発者であるTaylor Otwell(テイラー・オットウェル)氏が、Laracon 2024のキーノートスピーチで初めてこのプラットフォームを公開した。デモンストレーションでは、プロジェクトの作成からLaravelアプリケーションの起動までがわずか25秒で完了したことが示された。
Laravel Cloudは完全に管理されたインフラストラクチャプラットフォームであり、LaravelとPHPに最適化されている。
以下に、Laravel Cloudの主な機能を示す。
- 即時デプロイ:Laravelアプリケーションをわずか数秒で起動・デプロイできる。
- 自動スケーリング:アプリケーションの需要に応じて、自動的にリソースを調整し、最適なパフォーマンスを維持する。
- DDoS保護:分散型サービス拒否攻撃(DDoS)からアプリケーションを守るための標準的な保護機能を備えている。
- プッシュデプロイ:コードをリポジトリにプッシュするだけで、自動的にデプロイが行われる。
- サーバーレスPostgres:Laravel Serverless Postgresにより、データベースを需要に応じてスケーリングし、使用した分だけ料金が発生する仕組みを提供。
いち早くLaravel Cloudを試してみたい方は、待機リストに参加できる。
詳細は以下のYouTubeビデオ、または公式のリリースノート を参照していただきたい。