4月19日、Meta社は新しいAIアシスタントである「Meta AI」を公開した。
このAIはMeta Llama 3技術を基に構築され、モバイルアプリに既に無料で組み込まれている。Meta AIはFacebook、Instagram、WhatsApp、Messengerなどで利用可能で、情報検索、創作活動、コミュニケーション支援など多岐にわたる機能を提供する。
Meta AIは英語版としてアメリカ以外の12か国以上で展開されている。最新の進化を遂げたMeta Llama 3のおかげで、以前よりも遥かにスマートになったとされている。
チャット(メッセンジャー)上で「@Meta AI」にメンションをすることでMeta AIから回答を得られる
さらに、ウェブサイト「meta.ai」でもMeta AIの利用が開始された。(日本からはまだアクセスできない)
meta.aiはまだ日本からアクセスできないが、ChatGPTのようなチャットベースのUIを利用できるようだ
Meta AIとの対話を通じて、画像の生成も可能。画像生成のスピードが圧倒的で、1文字入力するごとに異なる画像が生成・表示されるという
静止画像をアニメーションさせることも。Meta AIに「Animate」と依頼するだけで、アニメーションが付与される
また、メタの各アプリにおいて検索機能とのシームレスな統合が実現され、アプリ間を行き来することなくリアルタイム情報を取得できるようになった。
レシピ検索を行うと、アプリを横断して結果が表示される
Meta AIが一気に幅広く展開されたことで、AIがSNSのユーザー体験を大きく変えていく時代が幕を開けたと言って良いだろう。
詳細はこちらを参照していただきたい。