2月9日、Googleは、同社のAIチャットサービス「Google Bard」を「Gemini」にリブランディングするとともに、有料版「Gemini Advanced」と新しいモバイルアプリの発表を行った。40以上の言語、230以上の国と地域で「Pro 1.0」と呼ばれるAIモデルとチャットを行える。
更にGeminiは、次の2つの新しいエクスペリエンスを提供している:
- Gemini Advanced: この新しいエクスペリエンスでは、「Pro 1.0」を超えたAIモデルである「Ultra 1.0」にアクセスできる。Gemini Advancedは、複雑なタスクの実行において非常に優れており、コーディングや論理的推論、クリエイティブプロジェクトにおいて高度なサポートを提供する。Gemini Advancedは、長く詳細な対話を可能にし、前回のプロンプトからの文脈をより良く理解する。第三者によるブラインド評価では、Gemini Advanced with Ultra 1.0が主要な代替品と比較して最も好ましいチャットボットとされたという。Gemini Advancedは、日本語を含む150以上の言語で利用可能である。
- モバイルアプリ: Googleは、GeminiとGemini Advancedにより簡単にアクセスできるようにする新しいモバイルアプリを発表した。このアプリでは、Geminiを使って、外出先でもタイプや話し言葉、画像を追加して様々なタスクを行うことができる。
Geminiは、Google Oneの「AIプレミアム」プランにも含まれており、月額$19.99から利用できる。また、2か月間の無料トライアルも用意されている。
詳細はBard becomes Gemini: Try Ultra 1.0 and a new mobile app todayを参照していただきたい。